«

»

かつらのつけ方(留め方)

かつらのつけ方には、大きく分けて4つの方法があります。

どのつけ方が1番に良い」と言うものではなく、つける方の生活環境や趣味、頭皮は弱くないか等を考慮して決定する必要があります。

ユニベストのオーダーメイドかつらは、薄毛や脱毛の範囲に関係なく、お客様の頭にぴったり合うサイズで製作します。以下のような留め方(固定方法)を使用しなくても、普段の生活には支障ありません。

ピン 編み込み 接着剤 テープ
自毛が少ない場合
(固定の能否)
×
着脱の手軽さ ×
固定力(順位) 4 1 2 3
メンテナンスにかかる
特有の費用
※ なし 着脱時の技術料 接着剤・リムーバー テープ・リムーバー

※ピン留めタイプは、ピンが破損した場合、修理費用が必要

ピン留めタイプ

■ かつらのつけ方

かつらのベースに、ピンが取り付けてあります。

そのピンを自毛に留めて使用するので、装着部分に自毛が残っていないと、留めることが出来ません。

■ 取り外しの手軽さ

4つの方法の中では最も簡単な方法なので、かつらを頻繁に着脱する方におすすめです。

自分で着脱が可能で、パチンと留めるだけなので時間もかかりません。

■ かつらの固定力

取り外しが容易な分、他の方法と比べると固定力は劣ります。

■ 注意事項・その他

ぴんで留める方法は、必要に応じてテープや接着剤を併用することも可能です。

かつら専用テープ

■ かつらのつけ方

かつらベースの裏側に、専用の両面テープを貼ります。

そのテープを、自毛が残っていない部分や少ない部分に接着させて固定します。

一般的な固定方法は、 かつら用両面テープのつけ方 をご参照ください。

■ 取り外しの手軽さ

自毛が残っていない部分への固定方法としては、とても簡単です。

外す時は、専用のリムーバーを使用します。

■ かつらの固定力

固定力は、テープの種類により異なります。

■ 注意事項・その他

テープを多く使用すると固定力が上がりますが、それに応じてテープの費用も必要になります。

粘着力は落ちますが、テープは1度きりではなく数回使用することも可能です。

かつら専用接着剤

■ かつらのつけ方

かつら専用の接着剤を使用して、頭皮の自毛が無い部分に接着します。

■ 取り外しの手軽さ

つける時は簡単ですが、外す時はテープほど容易ではありません。

専用のリムーバーを使用して、頭皮が傷つかないように、ゆっくりと外します。

■ かつらの固定力

接着剤を付ける量にもよりますが、固定力はとても高いです。

激しい運動やスポーツをする時だけ、専用接着剤を使用されているお客様もおられます。

■ 注意事項・その他

肌が弱い方は、接着剤との相性を気にする必要があります。

専用接着剤をべったりと塗る必要はありません。数か所に付ける程度なので、ユニベストのお客様では、半年に1本程度ご購入されている方が多いです。

編み込み方式

■ かつらのつけ方

かつらを自毛に編み込みます。

■ 取り外しの手軽さ

自分では出来ないので、サロンの専門家に編み込んでもらいます。

取り外し、編み直しの度に費用がかかります。

■ かつらの固定力

自毛は伸びるので、その分徐々に緩んで来ますが、固定力は非常に高いです。

■ 注意事項・その他

一度編み込めば3週間程度は付けたままで大丈夫です。

つけたままでシャンプーは出来ますが、きちんとケアしないと不衛生になる可能性があります。