かつらの毛は、人毛・人工毛・耐熱人工毛から選択することが出来ます。
人毛・人工毛・耐熱人工毛それぞれに、メリットとデメリットがあります。
人毛かつら
かつらの見た目と質感が自然
人毛かつらの最大のメリットは、見た目が自然であることです。
光沢や質感は文字通り人毛を使用しているので、自毛と変わらない見た目です。
水に濡れた時も、毛が吸収するので自然ですが、一方で人工毛に比べると、人毛かつらは乾きにくいというデメリットもあります。
又、人工毛に比べると若干重く、湿度でセットが崩れやすいので、長髪かつらの場合は特に人工毛のほうがお手軽です。
人毛かつらは染色が可能
人毛かつらは染色が可能です。
人毛は色褪せすることがデメリットの1つですが、定期的に染色することで見た目を保つことが出来ます。
ドライヤーも使用できるので、ヘアースタイルや色を変えておしゃれを楽しむことが出来ます。
毛が絡みやすく高価
人毛は人工毛のように ピーリング (毛が縮む現象)を起こすことはありませんが、毛は絡みやすいです。
又、一般的な人工毛と比べると、値段も高価になります。(ユニベストのオーダーかつらは、人毛でも追加費用は発生しません。)
人工毛かつら
人工毛かつらはセットが簡単
人工毛かつらは型崩れを起こしにくく、ヘアーセットを維持しやすい性質があります。
くせ毛に合わせたウェーブも、形状記憶の性質で長く保つことが出来ます。
見た目の自然さには人毛かつらに分がありますが、ヘアーセットに時間がかからないことはメリットの1つです。
人工毛は乾きやすい
人工毛は水をはじく性質があります。
かつらを洗った後も短時間で乾くので、メンテナンスが容易です。
人工毛かつらは値段が安い
一般的な(従来の)人工毛かつらは、人毛かつらに比べて値段が安価です。
人工毛は熱に弱く、ピーリングが起こりやすい
人工毛の弱点は熱に弱いことです。ドライヤーを使用することは難しいです。
又、数カ月使用すると ピーリング (毛が縮む現象)を起こします。
耐熱人工毛
ユニベストでは、かつらの素材に特殊な耐熱人工毛を、おすすめしています。
この特殊耐熱人工毛は、180℃の熱にも耐えられます。
ツヤやくせ、色など見た目も人毛と変わらないほどの質感で、人毛かつらと人工毛かつらのメリットを合わせ持つ素材です。
さらに詳細な内容は、 耐熱人工毛とは? をご参照下さい。