運転免許やパスポートの写真は、かつらをつけたままで良いのか?
かつらをつけてから初めての運転免許更新、海外旅行の時は、写真を撮る時にかつらを外さないとダメなのか迷いませんか?
外さないとダメなら、出入国の時にかつらをつけていたら変装と間違われるかも?レンタルDVDの会員証を作る時、写真を見られるのは抵抗がある!などと考えてしまいます。
免許証に関しては、管轄の試験場で聞いたことがあります。
その時の話では、「普段ずっと被っているのなら、被ったままで良いですよ。運転中にもしも警察官に止められた時、写真と違っていたら、逆に分かり難いですよね。」と、優しく答えていただきました。
この記事を書くにあたって、パスポートの写真に関しても調べてみました。
まず外務省のホームページを調べてみました。
帽子、幅の広いヘアバンド、顔や頭の輪郭が隠れる装飾品に関しては、不適当な写真例として記載されていましたが、かつらに関する記述はありません。
そこで直接電話してみると、「脱毛を隠すために普段から使用しているかつらなら、つけたまま撮影しても特に問題ありません。」とのことです。
運転免許証にしてもパスポートにしても、どうやらきっちりとした線引きはないようですが、常識的な範囲であれば本人の判断に任せる、と言った見解のようですね。
よく考えてみると、顔の化粧と同じような気がします。
スッピンで!と規制する証明写真は、特別な事情を除いてないと思います。
しかし、本来の表情が全く分からないような写真では、証明用としての役割りを果たしません。
かつらは化粧と同じように、精神的なケアを目的とする道具でもあります。又、医療器具に近い役割として使用することも多いので、寛容な考えでいてもらいたいと思います。
尚、警察の方と外務省の窓口には、脱毛をフォローするかつらに関して質問しています。普段つけているかつらでも、顔の輪郭を隠してしまうものや、装飾を目的としたウィッグなどは見解が変わる可能性がありますので、ご不明な点は管轄する窓口に直接お問合せください。