かつらのシャンプー
■ シャンプーの頻度
かつらのシャンプーは、自毛とは違って毎日行う必要はありません。毎日かつらをつける方で、1週間から10日に1度が目安です。
ほこりが多い場所でかつらを付けている人や、特に汗ばむような環境に居る方は、衛生面も考えてシャンプーの頻度を多くしましょう。
■ かつらのシャンプー方法
1、シャンプーの準備
かつらはシャンプーを開始する前に、毛がもつれるのを防ぐため、といでおきます。
次に、かつらを洗う容器にぬるま湯か水をはり、シャンプーを溶かします。
(水よりもぬるま湯の方が、汚れはよく落ちます。)
シャンプーは、市販の商品でも問題ありません。かつら専用のものがあれば、なお良いです。
熱いお湯や、 洗浄力が強すぎる洗剤は、かつらを傷める恐れがありますので、ご使用を避けて下さい。
2、かつらの毛を、とかしながら洗います
かつらの毛は自毛のように指で強く洗わず、粗いくしで毛をとかすように洗います。
指で強く洗いすぎると、毛が絡んだり切れたりする可能性がありますので注意が必要です。
又、かつらのベースも綺麗に洗いましょう。
3、かつらの毛をとかすように、すすぎ洗いします
シャンプーを綺麗に洗い流します。
かつらを、ぬるま湯や水につけたまま濯ぎを行うと、毛のもつれが起こり傷みの原因になりますので、シャワーで毛の流れに沿って、シャンプーが残らないように洗い流します。
4、かつらの水分をとります
乾いたタオルでかつらの水分をとります。
タオルをこすり付け過ぎると、毛が傷むので、軽く押す感じで水分を取って下さい。
ネットに入れて、洗濯機で脱水することも可能です。(一瞬で水気がなくなるので、短時間の脱水で十分です。)
水分を取った後は、湿り気をとるために自然乾燥させます。
ドライヤーを使用するときは、熱風を当てず冷風で乾かします。
水気が残ったままかつらを使用すると、臭いの原因になったり不衛生になりかねませんので、気を付けて下さい。
かつらのスペア がある場合は、交互に使用すると長持ちします。
かつらのリンス(トリートメント)
かつらを長持ちさせるために、定期的にリンス(トリートメント)を行いましょう。
■ かつらのリンス(トリートメント)方法
1、リンスの準備
シャンプーが終わったら、ぬるま湯(水)を交換して、リンスを溶かします。
トリートメントの場合は、毛に十分浸透させるため、かつらに直接つけます。
2、つけ置き
リンスを溶かしたぬるま湯(水)にかつらを2・3分つけ置き、リンスをかつらに浸透させます。
3、かつらのすすぎ
シャンプーの時と同じように、かつらの毛をとかす感じですすぎを行います。
4、かつらの水分をとります
水分が残らないように、かつらを乾かします。
参考ページ:
かつらベースのお手入れ | 清潔に保つには毎日のお手入れも必要です